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山元夢ファームへようこそ

山元町は「東日本大震災」で大きな被害がありました。

なかでも「津波」の被害がおおきく、多くの人命や財産が失われました。震災から   

4年8か月、少しずつ戻りつつあるこの地に2,000㎡の土地を借用して震災地域

の復興、新しい地場産業の創生を目的とした施設を建立しました。
被災地外からくる人だけでなく、「地元」の人たちにも愛される「ファーム」として発展

していきます。

山元夢ファームには、2頭のポニーと1頭の馬がいます。同じく被災地となった福島

県南相馬市の牧場からこの地にやってきました。

動物たちにとっては環境が変わり、精神的にも辛い思いをするのではないかと心配

していましたが、そのようなことはつゆ知らず、山元町内をはじめ、地元方から町内

外から人が訪れ、県外からもたくさんの方が来場くださるようになりました。

山元夢ファームに最も近い場所に居住している町民の方の子供たちがやってきて、

動物たちの世話などを行っています。

今では地元に居住している方が時折訪れたり、県外からはボランティア団体が訪れ、

山元夢ファーム特産の桑茶の原料となる桑の葉を摘んだり、桑の葉畑を整備したりと

人的要因が必要なこともどうにかこなしている状態です。

最近では桑茶に続いて桑の葉を粉末状に加工して青汁を製造しました。

山元夢ファームにはログハウスがあります。ログハウス内では、仮設住宅に居住して

いるご婦人方の手作りの品、桑茶、青汁、ソフトクリーム、ホットコーヒーなどの販売し

ています。

【これからの山元夢ファームについて】

住民参加の住民手作りのイベントを数多く実施し、住民の方々の笑顔を取り戻すこと

ができるよう発展させたいと思います。またファーム内の整備を行い、動物とのふれあ

う機会をたくさん設けたいと思います。

すべてが1から行っていることであり、住民の皆さんをはじめ、全国からの応援とご協

力のほどお願いいたします。

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